FostexのFF105WK+純正(?)エンクロージャ、なかなか爽快な鳴りのスピーカであります.
先日某店頭にてお安く仕入れたまま放置してありました、FE103Enの音を聴いてみようと、FF105WKと入れ替えてみました.
まずはFF105WKを取り外して並べてみます.
FE103Enは、いかにもFostexの103の伝統を受け継いだデザインであります.
たしかにFF105WKのデザインは新しいのですが、どちらかといえばFE103Enの見慣れた姿の方が安心できますね(^◇^;)
マグネットの大きさはもう全然違います.
エッジもセンターキャップも、まるで正反対の風情がありますな.
ネジ位置は完全互換ですので、入れ替えて結線してねじ止めすれば完了.お手軽です.
FE103Enと言えばやはりこのコーンの雰囲気ですねえ.
うーん、良い味出してます.
さて入れ替えて先程から鳴らしております.
聴感上の高域はFF105WKに一歩及ばないといったところですが、低域は想像していたよりもしっかりしています.
絶対的な量感はもう少しふっくらしていた方が良いのかもしれません.
ただこのタイトな低音はおいらの好みであります.
おそらくは物理的な性能はFF105WKの勝ちなんでしょうねえ.
しかしながらこのFE103Enには、なんとも言えない音のなめらかさがあるように感じます.
中古の個体なので、これまでどれくらい鳴らされていたのかがよく分かりません.
しばらく鳴らして様子を見てみることにします.