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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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TEAC R-9000 録音実験

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ほぼベルト1本で復旧しましたTEACの3ヘッド・オートリバース機、R-9000であります.
損傷していた出力端子は躯体内側からホットボンドで固定しました.
自分で使う分には支障はなさそうです.

で、録音を試してみました.
テープはURです.

イメージ 1

まずマニュアルでキャリブレーションを取ります.
調整範囲のほぼ真ん中で合いました.

イメージ 2

これで、Luxman L-48Xのレコーディング・アウトから、DENON DVD-2900からのCDを録音してみます.
とりあえず最も使用頻度の高いDolby-B NRをかけました.

レベル調整時にモニタしてみたところ、S/Nはもちろんソースとは違うものの、レンジも広く、悪くありません.
高域に若干の粗さがあるのですが、切り替えて聴き比べないとわかりません.
ソースとの差が小さいデッキだと思います.

イメージ 3

ノーマルとリバースの差も同様で、もちろん差がないとは言いませんけど、オートリバースとしてはかなり優秀かと.
録音・再生レベル、バランス、メータ・レベルもほとんど調整が要りませんでした.

ヘッドには若干の腐食が見られます.

イメージ 4

ただ、ヘッドタッチにはあまり影響していないように感じます.
ピンチローラが比較的健全なのがありがたい.
もちろんダブルキャプスタンの方が走行性は安定するのは正しいとは思いますが、この機種についてはシングルキャプスタンであることが、大きく音に影響していることもなさそうです.

という訳で、デザインも音も、突出した個性を持つ訳ではないのですが、なかなかの実力機であると思います.

イメージ 5

ちなみにリバースはかなり早い部類に入ると思います.
気軽にエアチェックするには向いていますね(^○^)

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