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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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L-48Xテストちう

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さてリレーであります.
基板から取り外して、カバーを開けてみました.

イメージ 1

造りを確認した結果、安く出回っている汎用リレーと回路もピン位置も同じであることがわかりました.
交換しちゃおうかとも思ったのですが、オリジナルでどこまで行けるか、まずはお掃除をしてみた次第です.
接点はかなり汚れていて、これが左chの音量が不安定な原因だと思われます.

イメージ 2

再び基板に戻します.
このリレーはカバーをしっかりはめ込んでしまうと、基板に乗せたままではカバーが外れなくなってしまいます.
後はバイアスとDCバランスの調整.
バランスは発熱の状況を見て、25mAに合わせてみました.
DCバランスはどうしても0mVに追い込めません.30mV程度が限界です.
ちょっと多いので気になるところであります.
ボリュームの劣化だけでなく、他にも問題があるかもしれません.

とりあえずこの段階で仮組みしてみることにしました.
フロントパネルとノブのお掃除をして、メインボリュームは穴の部分を交換したボリュームの軸径に合わせて、ちょっと広げました.

イメージ 3

一旦この状態で、潰しても良いスピーカを繋げ、通電します.
しばらくしたら、パネル中央右上のパイロットランプが消えてしまいました.
取り外してチェックしたら、麦球が切れています.
ここには12Vがかかっていたことから、手持ちの12V麦球に繋ぎ直しました.

イメージ 4

これで先ほどからテストをしております.
電源投入時には点灯する、フロントパネル左下の「warm up ind.」は15分ほどすると消灯する仕組になっているようです.
電源投入後暫くは音が浮ついて安定しません.音量が変化する訳ではないのですが、高域に粗さがあります.
これが時間の経過とともに安定していき、30分程するとすっかり堂々とした鳴り方に変わるのがわかります.

イメージ 5

安定するまで、ほんの少しですが、バリバリと言うノイズがごくたまに聴こえます.
まだ劣化したトランジスタが悪さをしている可能性が残っていそうです.

接点部分の徹底的なお掃除と、トランジスタ、電解コンデンサ、それにできればトーンコントロールとバランスボリュームの交換をしたいたころであります.

ま、暫くこれで様子を見て、今後の作戦を考えることにしました(^○^)

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