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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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SONY TC-2120録音実験

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電源を入れますと、どうしてもカタカタ音がします(T_T)
最初に疑ったとこはすっかり綺麗になったというのに、であります.
さらに挙動を観察.

イメージ 1

どうやらこやつか(なんと場当たりな).
右端のプーリにはめ込まれたゴムリングはかなり劣化&硬化しています.
手持ちのものと交換してみました(今回はEリングは飛ばしませんw).

…うん、改善はされましたね.
ついでなのでキャプスタンベルトも交換してしまいましょう.

イメージ 2

ちなみにこれは、ひっくり返して底板を外した状態です.
この状態で、プーリ&キャプスタンホイールに切られた溝の上段が50Hz用、下段が60Hz用になっているらしい.
意外とこの機種の内部には余裕がありませんで、ケーブルやらなにやらをうまくまとめておかないと、ゴムベルトに接触してしまいます.
実はどこにも擦らないように組み立てるのに、なんども失敗しました(^◇^;)

とりあえずこれで再び再生はできるようになりました.
なので次は録音実験です.

イメージ 3

まずはノーマルテープをセットして巻き戻し.トルクはまあ実用範囲ですね.
CDPを繋げて、フレスコバルディを録音してみました.

イメージ 4

もちろんテープセレクタも、バイアス調整もありません.
なにしろ録音レベル調整がありません(^◇^;)
この当時SONYが得意としていた、自動録音レベル調節機能がありますので、ユーザが手を出す余地はないのであります.
この辺りがちょっと寂しいかもです.
オートストップなんてありませんゆえ、テープエンドまで行ったら手動で録音を停止させなくてはなりません.

というわけで、早速再生してみました.
センターがちょっとだけ右に振れちゃいます.これは要調整です.
しかし聴けないほどではありません.
走行系は意外と健闘しており、フラッターを僅かに感じますが、これまた聴けないほどではありませんのです.
BGMとして流しておくのであれば、まあぎりぎり実用範囲内といったところでしょうか.
f特はなにしろ50Hz~10kHzですので、それなりであります.
高域は頭打ちで、不足している感は明らかに否めませんが、なんとなく聴かせてしまうという感じ.
10kHまでフラットにでていると、なんとなく「悪くない音だな」と感じてしまうようであります.

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