KENWOOD DP-1000（2号機）

540円であったこと、それだけが確保した理由でございます(^◇^;)
えー、トレーが出ません．
なんと教科書的な．

開腹です．
1985年と言いますから、CDが出て、ちょいとプレーヤのお値段がこなれてきた頃ですね．
上級機の技術がコストダウンで降りてきた時期だったかと思います．

で、トレーが出ないのはゴムベルトの劣化が原因であります．
底板を外すと、トレー駆動用のモータとプーリが見えるようになります．

溶けてはいませんが、こんな風に変形して硬化してしまっています．

て、これを交換しました．
径は30mm弱でしょうか．きっちりとした寸法ではないように見えます．
ここは近い径のものでごまかしました．

ついでにピックアップとレールをお掃除．

どうやらこれで再生できるようになりました．
細かな調整が要らなかったので助かりました．

問題がひとつ．
ヘッドフォンボリュームのガリが酷く、まともに音がでません．
代わりになるボリュームが手元にありませんでしたので、接点復活剤をちょいと吹き込んで、今夜のところは仮復旧であります．
まあ特にヘッドフォンの音が良いつくりでもありません．折を見て交換用ボリュームを確保して交換してみます．
明日改めてじっくり聴いてみようと思ってます(^○^)