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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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Victor SX-101のユニットを入れ替えてみる.

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とても面白い鳴りをするVictorのメタルコーンSX-101、高域に癖があることはわかりましたが、では中域の音色はユニットによるものか、エンクロージャの影響があるのか.
というわけで、手近にあったTechnics 10F10と入れ替えてみました.

イメージ 1



このユニットもひと癖ふた癖ありますので、きちんと比較ができるか微妙ではあったのですが…

結論から言うと、おそらくこのエンクロージャ起因の附帯音は、かなり少ないようであります.
やはりユニットの音色がいちばん効いて来るように思います.

Technics 10F10は、中域から高域にかけて、粒子が粗めというか、勢いで鳴ってしまう雰囲気がそのまま前面に出てきます.

イメージ 2

そこがガサツで嫌だという方も、いやいや生々しくてよろしいという方も、どちらもいらっしゃることと思います.
おいらはこの、ある種の潔さは好ましいと感じます.

ということは、Victorのメタルコーンの、高域の癖以外かなり滑らかで優しい雰囲気というのは、ユニットの音色なのだろうと思います.

今はジャズボーカルを鳴らしております.キャラクタは違いますが、いい勝負であります.
…好みで言ったら、どちらかといえばTechnicsかなあ(^◇^;)

あ、低域はそんなに差が出ません.
これはエンクロージャの容積と構造によるものかもしれません.
もっとゆとりのある箱に入れてみたい欲求が沸いてきますね.

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