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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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エントリ・クラスのチューナは絶滅するのかなあ

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YAMAHAからエントリ・クラスのチューナが、11月に発売になるというアナウンスがあったようです.
なのですぐに絶滅という事態は避けられ、嬉しい限りであります.

ただ、夏の頃はこのたびディスコンとなったT-S500の後継機は出ないとの噂がありまして、ついに絶滅かと、だいぶ心配をしたのであります.
このままではいかんと、アウトレットで1台確保していたT-S500を実戦投入してみました.

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チューナはカセットデッキと同様、今世紀に入って、すっかりお飾りのような存在になってしまいました.
AVアンプやミニコンポのレジーバにはFM/AMチューナが載っている訳ですが、単体のコンポーネントとしては衰退の一途であることは、みなさまご存知の通りであります.

という訳で、中身はもちろん、チューナパックひとつ.

イメージ 2



でもこれ以外の選択肢であるアキュフェーズは、とてもではありませんが手が出ません.
おそらく多くの方が、かつてのまともな設計だったチューナを修復してお使いになっているものと思います.
しかしながら古いチューナは、程度は異なるとしても、経年によってまず例外なく調整ずれが起きています.
で、これを駄耳だけで再調整するのは難しいと考えます.

となると、できるだけコンディションの良い中古やジャンクを修復するか、現行のチューナで我慢するか、悩ましい選択を迫られることになろうかと.

おいらの場合も、とりあえず現行のレベルがどの程度なのか、確認せねばなるまいと思っていたのでありました.

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みかけはかっこいいんですけどねえ…(^◇^;)
スペック的には往年の頃とは比較にもなりません.
音は実に淡白です.
クールな印象ですが、例えば同じクールな印象である一時のTRIO/KENWOODの持つ、鋭く切れ込むような迫力はないようであります.
感度もあきらかに低めではあります.
まあもちろん普通に聴く分には文句はありません.
でも、これさえあれは昔のチューナは全部廃棄処分、というわけにはいかないようであります.

作っても売れないんでしょうかねえ…
売れないんでしょうねえ…

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