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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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続・閑話休題…Pioneer CS-X1でビル・エヴァンスを聴く.

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昨日今日とむっちゃ寒いのです.
関東北部山沿いでは雪になったところもあるようです.
という訳でまだヘッドフォン通勤であります.
今週後半は夏の陽気になるとやらで、もう耳も身体も持ちませんな(^◇^;)

さてさてまたしてもA-550を放置して、変なスピーカを確保してしまいました.
Pioneer、1970年代のロングセラー、CS-X1であります.

イメージ 1

16cmペーパー・コーン・ウーファと、25mmジュラルミン製ドーム・ツイータの2way、密閉です.
あまりお安くはなかったのですが、いかにも良くできた箱だと思い、ついつい手を出してしまいました.

昨日から鳴らし始めております.
ネットで調べると、ウーファに腐食による固着が起きることがあるらしいのですが、この個体はなんとか免れているようです.
なにしろこのサイズの中に300gも吸音材が詰め込まれているらしい.
よくわかりませんが、アコースティック・エア・サスペンション方式の王道を行く設計なのではなかろうかと(^◇^;)

んでまあ、そのせいか能率が恐ろしく低い.
公称82.5dB/W/mですので、今時の小型スピーカと比べてもかなり低いですね.
ただそんなに詰まった感じはしません.
勿論レンジは上も下も広いとは言えないので、いわゆるハイファイではないのでしょうが、結構聴けてしまいます.

昨今のメタル振動板は意外と柔らかい音がするようですが、このジュラルミンはいかにも金属っぽい癖が見え隠れします.
Jazzではあまり気になりませんが…

低域は16cmというサイズからすると、明らかに量感が足りません.
しかしだからと言ってバスレフ化というのもまた野暮な気もします.
現在A-S301のラウドネスをこれくらいにして持ち上げております.

イメージ 2

2目盛分ですね.
これでおいらには充分であります.
タイトな低音でベースラインも明瞭です.

いずれにしましても、まだ鳴らし運転中ですので、もう少し眼が覚めるとまた印象が変わるかもしれません.

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