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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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AIWA DX-S1100でバッハを聴く.

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えー、先の週末、特に意味はありませんのですが、先日のaiwaのラジカセからのアイワ繋がりということで、大文字のAIWA、80年代後半ののCDP、DX-S1100を確保してみました.
なんとなく凄そうな型番.しかしエントリ機です(^◇^;)
「トレーが閉まらない」というものであります.

開腹です.

イメージ 1

面白い作りですね.
この時代のAIWAですからSONYの息のかかった作りかと思ったものの、どうも違うようです.
基板上にはFUNAIの文字のプリントされたICが載っています.

トレー駆動用のギアは、上面にカムが切ってあり、このカムにドライブされて、ディスクのチャッキング動作までまかなう設計であります.
このようなタイプのドライブはこれまでほとんど見たことがありません.

イメージ 2

チャッキングのメカを取り外すと、ピックアップが見えてきます.
ほとんど汚れはありません.
ピックアップは2本のレールで、ギアによって移動します.

イメージ 3


今回の問題は、先述のカムギアの下にある、モータのプーリからの回転を伝達するゴムベルトの劣化によるものと思われます.
最後のチャッキングに力が必要なため、ゴムの変形や硬化があると、スリップしてチャッキングができなくなるようであります.

イメージ 4

ベルトの径は25mm、オリジナルは1.2mm程度の太さかと.
これを交換して、ピックアップ等のお掃除をして完了です.
トレーの開閉・チャッキング共に正常に動作するようになりました.

イメージ 5

イメージ 6


本体はミニコンポサイズですが、かなり武骨な面構えが気に入りました.
音の方はなんというか、とても普通の音のするCDPであります.
ほんの少し硬いかも.
普段使いには全く問題のないプレーヤであります(^◇^;)

イメージ 7


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