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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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バラしてみました…KENWOOD LS-K711

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ユニットもごく普通のネジ止めですので、取外しは容易です.
まずウーファを引っ張りだしました.

イメージ 1

コストを考えると真面目なつくりだと思います.
バッフルはMDF板厚22mmで、ウーファ、ツイータ各ユニット取付部分はザグってありますが、それでも15mm程度はあります.

イメージ 2

ウーファのキャンセルマグネットは鉄板(?)でなんとなく覆われています.
側面を叩くとカンカン鳴りますね.
これ、要らないんじゃないかなあ…
実測11cm弱で、コーンは樹脂系です.
この辺りが角の立たない音の理由の1つかもしれません.

イメージ 3

フレームはプラスチックで、これも良く鳴ります.
インピーダンスは6Ω.

ツイータは繊維系のソフトドームであります.
振動板がとても柔らかい.

イメージ 4

かなり大きなマグネットです.
インピーダンスは8.5Ω.

さて、エンクロージャ内部ですが、一言で言うと凝ってます(^◇^;)
側面やらコーナーやらに補強材や制振用と思しきスポンジがいくつも貼り付けられています.

イメージ 5

このスピーカ、設計・試作段階でかなり細かいチューニングがされているように思います.
吸音材も凝った入れ方がしてありますし.
ただ、量産する段階では「とりあえずサンプルに似せて作ってみました」感満載になってしまったような…
エンクロージャはバッフルはリジッドに、側板は鳴きを調整するようにしているように見えますね.

吸音材の裏、ターミナルの背中にネットワークが組んであります.
ウーファはバイポーラの電解コンデンサ、ツイータにはフィルムコンデンサであります.

イメージ 6


ここまでバラして、されこれからどうしようかなと思案中であります.
とりあえずはウーファの鳴きを止めてはみようかと.

あとはネットワークでしょうかねえ…

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