さてここのところアナログレコード再生環境を復元いたしまして、C-3を放置しつつ毎晩レコードを聴いております.
これまで使っていたカートリッジは、ナガオカの超廉価版NT-500Mでした.
いくらなんでもアレなので、もう少しだけ…いやそのほんとに僅かだけ上のクラスのカートリッジに換えてみました.
巷の評価を読む限り、あんまり褒められてはおりませんな(^◇^;)
安っぽいとかカンチレバーがアルミだから今ひとつだとか潤いや艶が感じられない的に酷評されて、締めは「初心者向きとしては悪くないんじゃないか」的な…
いやこれ、俄然興味が湧いてしまった次第です.
まずはナガオカNT-500Mと記念撮影です.
まずはナガオカNT-500Mと記念撮影です.
せっかくならば、いわゆる世間で言う「アナログ的」な音からできるだけ離れてみたい.
アナログというとすぐに「暖かみのある懐かしい」みたいなことになりますが、それって単にレンジが狭いってことじゃないの?みたいな.
ということで、もちろんフォノイコライザにはまだ鳴らし始めでコリコリのLITTLE BEAR T8経由で、Triodeのこれまた一部では「乱暴」とまで言われるFuture 2005に繋げ、スピーカはONKEN D-01という、味も素っ気もない組合せを試してみました.
結論としては、全くもって目論見どおりの音になりました(^◇^;)
最近流行りのハイレゾとはいかないのでしょうが、おいらにとっては充分にハイファイです.
AT95Eは中高域に重心があって、解像度も高めです.
素っ気なくたって別にいいじゃん、という感じ.
芳醇さとかとは無縁な音であります.
AT95Eはその音質のわりにはスクラッチノイズが目立たないのもありがたいところであります.
冬場ですが、音溝に付いて行けずに歪むなどということもありません.
チック・コリアのマッド・ハッターが心地よく鳴ります.
これはしばらくアナログにはまりそうな…(^◇^;)