Technics RS-B85 録音テスト

試してみました．
テープは現行のURです．
RS-B85でメインの録音ボリューム以外にマニュアルで微調整できるのはバイアスだけです．
ドルビーBではさすがにややヒスノイズが気になります．
この点ではPioneer CT-520の方が上かも知れません．
せっかく搭載されているのですからここはひとつdbxを…

ああ、これは良い音です．
周波数レンジが特別広いとは言えませんが、ダイナミックレンジでは文句のつけようがありません．
今回の音源はCDですが、ソースとの音の差は間違いなくあります．
バイアスの調整で高域をソースに近づけると、低域の押し出しがやや弱めになり、低域を近づけると高域が鈍る傾向です．
デフォルトではやや高域に重心があって、ソースによっては線が細く感じられるように思います．
それでもdbxによる不自然さはほとんど感じられません．
このデッキで録再する限りはベストな選択かと．

…さてこれ、電解コンデンサを交換したらどんな音になるのか、たいへん興味深いことろであります(^◇^;)