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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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Lo-D D-500カウンタ・ベルト交換

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結局のところ、カウンタ・ベルトは長い太さ1.2mmの角ベルトの寸を詰めてみました.
G17で接着して、固化したらニッパで接合部が段にならないようにカット.

イメージ 1

これは寸法合わせ時に仮止めをした状態であります.
ちょっと接着剤がはみ出しちゃいましたが、とりあえずカウンタは正常に動作するようになりました.

イメージ 2

さて、ここで問題が.
このデッキはシングルキャプスタンです.
消去ヘッドのところ、左(送り出し)側のキャプスタンシャフト部分に切り込みがあり、スポンジが貼られていました.

イメージ 3


このスポンジが劣化していたため、除去した結果、テープのヘッドタッチが著しく悪化してしまいました.
どうやらこのスポンジがテープを押さえ、バックテンションを加えていたらしい.
ここがゆるゆるになってしまい、テープが暴れているようであります.
という訳で、薄いフェルトを小さく切って接着してみました.

イメージ 4

ヘッドタッチはこれでかなり改善されたのですが、本来はもう少し厚くて密度の低いものの方が良いようです.
ま、もともとスポンジだった訳で、当然のことかと思われます.

この状態で録音実験をしてみました.

イメージ 5

ふむ、どうやら録音もできそうです.
たたやはりテープの走行性は万全とは言えません.
録音された音自体は大変にSN比が良好であります.
これならノイズリダクションなしでも実用になるかもしれません.
ノイズカット機能もかなり優秀で、高域があまり丸まる印象はありません.
高域特性は良好であります.

イメージ 6

新品の状態で使っていたら、音質的には満足度の高いデッキであったろうと思います(^○^)

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