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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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LS-5070ESでビル・エヴァンスを聴く

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頂戴したコメントを拝見すると、低能率のスピーカはあんまり評判がよろしくないですね.

ようやく今夜、音を出してみました.
…と、その前に、開腹してみました.
これはですね、ネットで見る限り、一部の記載にはこのLS-5070ESは8cmウーファが2発だと書かれているものがあるのです.
本当にそうなら、表には見えないユニットが内部に隠れていることになるのですが、エンクロージャのサイズ的にはそれはちょっと無理なのではないか、本当かどうか確認してみようと思った次第です.

イメージ 1

ウーファは4本のネジでバッフルに留められています.これを外すと中身が見えます.
ウーファ・ユニットはフレームもプラスティックで、あまり高級そうではありませんね.
おお、化繊系の吸音材がかなりみっしりと畳んだ状態で詰め込まれております.
その吸音材の奥には…

イメージ 2

おお!ネットワークじゃん!(^◇^;)
というわけで、LS-5070ESは普通の2way 2スピーカであるようです.
ネットワークはターミナルの裏側に設置されています.
このネットワークが中高域~高域の能率低下を代償として、周波数特性を平坦化しているものと思われます.

イメージ 3

エンクロージャはMDF+塩ビシート.
厚さは9mm程度でしょうか.
補強材も使われていて、剛性を確保しているようです.

てなところで元に戻し、音を出してみました.
アンプはYAMAHA AX-892であります.

イメージ 4

撮影用に並べていますが、聴く際には単独で、かつインシュレータを底面に履かせました.

肝心の音ですが、確かに他に例を見ない程の低能率のスピーカですゆえ、アンプほボリュームをいつもより多めに回さないと音量が確保できません.
それは間違いないのですが、回転角が大幅に違うのかというと、そこまでではありません.
音質は簡単に言うと、ドンシャリ気味です.
高域はかなり綺麗です.
一方低域は、ユニットにしてみればもう目一杯働いている感じ.
リアバッフルにバスレフダクトが設けられていますが、あまりバスレフ臭い音でもありません.

といったところで今夜はここまでであります.
第一印象は悪くありません.
もう少し鳴らしてみることにいたします.

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