Quantcast
Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
Viewing all articles
Browse latest Browse all 846

Technics SU-4でベートーベンを聴く

$
0
0
今朝の朝刊みてたまげました.
Technicsの新しいSL-1200が、1979年のモデルと並んだ見開き全面広告であります.
ここまで来るともう松下の意地を感じますね(^◇^;)
…手が届かないお値段ではありますが、ここは新たなSL-1200の誕生を祝いたいところであります.

つーことで、たまたまではありますが今日はTechnicsです.

イメージ 1

SU-4、コンサイスの廉価版コンポのプリメインアンプだと思われます.
動作未確認のものをオクで落としました.
とにかく躯体の薄いアンプです.
とりあえず通電してみました.
電源、入りますね.
パイロットランプの切れもありません.
ヘッドフォンとiPodを繋げてテストしたところ、出ますね、音.
メインボリュームにもほとんどガリはありません.優秀.

開腹してみました.

イメージ 2

うわ、なんというか、自作アンプみたいですね(^◇^;)
まあこういう雰囲気はTechnicsの伝統かもしれませんね.嫌いじゃないです.

イメージ 3

IC2つでパワー部は賄っているようです.
電源の平滑コンデンサにはチューブラタイプが使われています.交換するとちょっと高そう…

イメージ 4

面白いのはこのSuper bassスイッチです.
このアンプ、オーディオの足跡さんのところには情報がないのですが、おそらくこの前の機種と思われる、ほとんど仕様の同じSU-3というアンプの記述はあります.
それによればこのSuper bassは、スピーカのf0を検知してインピーダンス補正を行うことによって低域の特性をフラットにする、ということらしい.
ま、どこまで本当かよくわかりません.
ただ、オンにすると、明らかに低域が良く出るようになります.

スピーカ端子はTechnicsではおなじみの、ケーブルを差し込んでひねるタイプ.
これ、あんまり良くないですよね(^◇^;)
太いケーブルは入らないし、無理にねじ込むと壊れるし…

イメージ 5

入力端子にCDの文字がありますので、おそらくSU-3が出た1982年かその直後あたりの製品かと.

イメージ 6



んで、午後からしばらく鳴らしております.
Phono入力部にも問題はなさそうであります.
最初はレンジが狭く、ややがさつな印象でした.慣らし運転の結果、落ち着いてきたように思います.
前述の通り、Super bassの効果は覿面でして、低域はこのままでもなんとかいけそうです.
一方の高域はもう少し頑張ってほしい感じです.
もしかしたらコンデンサを新調すれば改善されるかもしれません.

出力は20w/chに満たないアンプですが、手を入れると化けるかも、などと妄想ちうであります.

Viewing all articles
Browse latest Browse all 846

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>