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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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Wien SP-2030でラモーとノラ・ジョーンズを聴く

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今日は良いお天気ざんした.
ここのところ雑用に追われておりましたので、休養であります.
さて、YAMAHAのCDX-10のスイッチはやはり完調にはなりませんでした.という訳で交換しなくてはならないようです.
その代わり、以前確保しておいたリモコン、RS-CD6Bを試してみたところ、使えることが判明.便利であります(^◇^;)

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で、日がな鳴らしておりましたのはWien SP-2030という、極めて怪しい中華なスピーカであります.

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先月A-924の時にちょいとだけ登場させましたこのスピーカ、某リサイクルショップで500円で叩き売られていたものであります.
ご記憶の向きも多いかと思いますが、これ数年前に売られていた、これまた極めて怪しい中華な真空管アンプAV-2030のセット用スピーカであるようです.

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今でも検索すると怪しいレビューが引っかかる、良いんだか悪いんだかよく分からないアンプですね(^◇^;)
ま、安物ではあるのでしょう.少なくとも価格は安かった.
パワーアンプに半導体を使って出力を稼いだ、カッコつけて言えばハイブリッド型のアンプであったようです.
ショップにはアンプはありませんで、このスピーカだけポツンと置かれてました.
持ち上げるとこれが軽い.とても軽いのです.
フロントバッフルはなんちゃってピアノ塗装、それ以外は安っちい塩ビシート貼りです.

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板材も薄そうで、げんこつで叩くと「こわーん、こわーん」とよーく鳴ります.
エンクロージャはリア・バスレフで、計算はしてませんが、ダクトは長めでしてそれほど高いチューニングではなさそうです.
ウーファはエッジを含む径が実測で11.5cm、12cm級ですね.
コーンは紙、ゴムエッジです.

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ツイータは繊維に樹脂コートのソフトドームですね.よくあるやつです.

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んで音はと言うと、これがなんと意外に悪くありません.
だいたいどんな音源でも元気に鳴らしてしまいます.
側板を触るとそれほど大音量でなくてもかなりの振動があります.ここまで盛大に箱鳴りするスピーカは久しぶりであります.
確かに中音域を中心として、その箱鳴りが音に乗っかります.おそらくその鳴りが(少なくともおいらにとっては)不快ではないので聴けてしまうのだろうと思います.
バスレフ臭いことは間違いないのですが、あまり嫌味ではないんですねこれが.
高い方も無難なユニットなのか、突き抜けるまでは行かないものの、そこそこ伸びて、かつ品は悪くありません.

…うーん、なんでなんでしょうかねえ.たまたまこういう音になっているのか、意図的に設計されているのか、いまひとつ分かりませんのです.
ただ、最初はエッジのドナーのつもりで確保したにもかかわらず、潰してしまうには惜しいと(些かゲテモノ趣味的に)思い始めておりまする.

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