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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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YAMAHA NS-3MXのユニットをFostexに換装する.

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おいらのところは今日は気温が30℃に届かず、ようやく真夏日の連続が途切れました.やれやれ、であります.

KA-9900+LS-K711はなかなか好調に稼働しております.
時々メインもこれでもう充分なのではあるまいかと思ってしまうほどであります.

さて今日はユニットの換装ネタでございます.
えー、YAMAHAの前世紀末のフルレンジスピーカにNS-3MXがあります.
見かけはNS-10M的、でも12cmフルレンジ1発.
某所でこんなかわいそうな個体を見つけました.

イメージ 1

「どうして…どうしてこんなことに…」と思わず呟いてしまいそうな惨状です.
…どうしたんでしょうね(^◇^;)

もちろん片側だけとはいえユニットがこんな有様ですので捨値です.
しばらく前にFostexの12cmフルレンジユニット、FF125WKを確保しておいたのを思い出しました.
…換装できるんじゃないかな.

はい、という訳で換装であります.

イメージ 2

おお!穴位置がほぼ同一であります.
いけそう!
NS-3MXの取付穴は鬼目ナットにボルトで固定するまともな作りです.

フルレンジだからユニットを付け替えてはい出来上がり…
というわけにはいきませんでした.
エンクロージャを覗いてまず目に入るのがこやつであります.

イメージ 3

音質調整用と思しきネットワークが組まれておるのです.
パスするための内部配線を作って、とも思ったのですが、まずはこれ、そのままユニットだけ換装したらどうなるか試してみることにしました.

ここで問題になりそうなのがインピーダンスであります.
オリジナルのユニットの背中を見ると、なんとこれインピーダンス2Ωです.

イメージ 4

一方FF125WKははご承知の通り8Ω.
インピーダンスが全く合いませんので、当然設計通りの効果があるとは思えませんのですが…

ま、いいや、とりあえずやってみようと換装してみました.
ちなみにオリジナルの合成インピーダンスは6Ωとなります.
今回の換装後は、直流抵抗が10Ωほど.
おそらくオリジナルの2倍ほどのインピーダンスになっているものと考えられます.

オリジナルに付属していたバッフルリングはFF125WKのフレームと干渉してしまい、取り付けられません.
その結果未塗装の部分が露出してしまいみっともないので、水性塗料で黒く塗りました.

イメージ 5


つーことで先程から鳴らしているのですが、どうやらかなり低域を強調するように(というか高域を抑えるように)ネットワークが働いているらしく、なんというか美音系(^◇^;)
とても耳当たりの良い音であります.
バスレフは効いていることは間違いありませんが、それほど嫌味な音にはなりません.

イメージ 6


しばらくこれで鳴らしてみて、それからネットワークを切り離して聴き比べてみようと思っております.

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