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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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皆様いつもご訪問ありがとうございます…Technics SL-PJ11でガブリエッリを聴く.

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皆様いつもご訪問ありがとうございます.
おかげさまでご訪問者数が82万に乗りました.
亀の歩み修復にも関わらず、ご訪問頂けること、重ねて御礼申しあげます.

さて、LV-103uは主基板のハンダ修正を行い、今のところ安定して鳴ってくれております.
んでですね、LV-103uの音源として今日はこんなものを引っ張りだして参りました.

イメージ 1

1987年産、TechnicsのエントリクラスCDP、SL-PJ11であります.
電源は入るものの、トレーが開きません.
これは開腹してみたところです.
かなりクラシカルな作りです.
1987年ともなれば、各社野心的な設計でしのぎを削っておった頃かと思います.
SL-PJ11は、定価が5万円台のエントリクラスですゆえ、それまでに培った、枯れた技術で作られているのだろうと思います.

さて、問題はこの辺りですね.

イメージ 2

トレーの開閉稼働もシンプルな構造で、劣化したゴムベルトの交換はたいへん容易です.
径は35mm程度だろうと思います.
このベルトはありがたいことに溶けません.そのかわりかっちかちに硬くなっていて、これではトレーも出てこないはずであります.

イメージ 3


ドライブの下を覗くと、調整用の半固定抵抗の列が見えますね.

イメージ 4


全体に細粒の埃を被っていて、お掃除が大変でした.
ピックアップもすっかり曇っています.

イメージ 5

アルコールを含ませた綿棒が真っ黒になりました.

んで、これで試運転です.
お、トレーが開閉するように.

イメージ 6

ディスクも一発で読みました.
TOCの読み込みは、現在のDVDPなどとは比較にならないほど高速です.
しかもサーチが速い.
なにしろピックアップがリニアです.
見かけによらず「できる子」らしい(^◇^;)

このCDP、意外と多機能なのですが、曲順のボタンがありませんので、プログラム再生の入力がちょいと面倒であります.

という訳で、LV-103uに繋いで先程から、ドメニコ・ガブリエッリのチェロを聴いております.

イメージ 7


なんというか、この音は生々しい.
生音に近いという意味とはちょっと違っていて、ゴリゴリした荒々しい音であります.
なんというか、いかにも初期CDPの原色のような押しの強さです.
久しぶりにこの手のCDPを聴きました.
Hi-Fiとは言えませんが、ある種の魅力があります.

それと、このディスプレイは音とは対照的に柔らかくて、視認性も悪くないのでとても気に入りました.

イメージ 8


たまにはこういうのもいいですねえ(^o^)

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