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Channel: おやじーにのおーでお馬鹿
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ヘッドフォンの季節

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えー、海の向こうでは大統領選でとんでもなくヒートアップしておったようですが、方やこちら日本の千葉では真冬の寒さに.

寒くなる…はい、ヘッドフォンの季節がまたやってまいりました(^○^)

という訳で、いくつかヘッドフォンを聴き比べてみました.
どれもお安いものばかりであります.
ハイレゾなにそれ美味しいの的なお手軽機種ばかりですな.
それと、どれも中古ですので、その機種本来の性能が保たれているかは保証の限りではないという前提での聴き比べです.

まずは安くて有名なCLASSIC PROのCPH7000.

イメージ 1

オーバーヘッド型で、かつ耳を完全に覆う密閉型の、モニタタイプの作りであります.
えー、この子は昨今のヘッドフォンでは珍しく、低音が出ません.
見事なまでに出ません.
では高音が出るのかというと、これも出ません.
という訳で中域は得意…でもありません.
不思議な音だなあ.
周波数特性的には中音域しか出ないのですが、その中域もなんだか徹底した脂抜きをしたように密度が低い.
…いやその、新品を聴いた訳ではありませんから、あくまでこの個体の話ですよ…
側圧は意外と低めで、イヤーパッドが密着していない感があります.
試しに両側から押さえつけてみたところ、低域の量感が出てきます.
ドライバユニットと耳が遠すぎるのではないかと思います.
風は防いでくれるので、防寒機能はありますね.

次はこれQUINTETのVOYAGEであります.これも密閉.

イメージ 2

新品もだいぶお安くなってますね.
このヘッドフォンは謳い文句の通り、とても軽くて安っぽ…いやいや、いちおうまともな作りには見えます.
側圧は殆ど無いと言っても過言ではありませんので、負担にはなりませんが、その分首を振ったら外れてしまいそうな不安が.
音はといいますと、高音は最低限のみ出していますと言った風情であります.
低域はおいらにとっては充分な量で、かつそれほど下品ではありません.
中域も手堅くまとめた印象であります.
イヤーパッドは耳に載せるタイプですので防寒機能は一歩劣りますね.
真冬にはいささか寒いかなと(^◇^;)
ただ、思ったよりもまともな音が出ますので、常用に耐えると思います.
ちょっと暖かい日向けかと.
あ、それとケーブルが着脱式なのでリケーブルが理論的には可能ですが、ジャック奥まっていて、そこまでの穴径が小さいので、使えるケーブルは限られるようです.

最後はPanasonicのRP-HX550です.

イメージ 3

これまで巡り合ったPanasonicのヘッドフォンは、どれもかなり解像度が高く、ドンシャリだけれど低音は割と締まっているという印象であります.
なのでそう言う音かと思って聴きましたが、これは少し違うようであります.
高域の解像度はそこそこ高いものの、量的にはおとなしめ.
低域は想像していたよりも膨らみます.
まあ悪くはありませんですね.
密閉型で、完全に耳を覆うタイプですので、遮音性と防寒性に優れます.
ちょっと重い.
側圧はやや高め.きちんと装着しないと外耳とイヤーパッドが当たって痛くなります.

最初のCPH7000はともかく、他の2つは通勤用に使えそうであります.
音質は先日確保したゼンハイザーのHD25にはかないませんが、寒い日はPanasonicの快適さの方が勝るかも.
明朝は寒そうなのでパナの出番のようであります(^◇^;)

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