ちょいと前にジャンクでAuraのチューナTU-50を確保した話をさせてもらいました.
ここまでエキセントリックなルックスですと、どうしても相方のアンプを探してしまいます.
という訳で確保したのがこちら、VA-50であります.フロントパネルの印字が消えてしまっているので、相場よりも相当お安い.
音は出る、ということでしたので、しばらくサブとして使っておりました.
なんと表現して良いのかわからないのですが、色彩感の強い、濃密な音がします.加えて小音量の時でも音が痩せない.
出力は50w/ch程度ですから、これは単にパワーのなせる技ではないように思います.こういう音になるように設計されているのでしょうね.
このアンプ、トーンコントロールがありません.
それだけでなく、リレーもありません.
従って電源投入時にポップノイズが発生します.
扱い辛いのはその点と、ヘッドフォンを差し込んでもスピーカ出力が切れないところでしょうか.スピーカ出力のON/OFFも切り替えられません.
よくできたアンプだなあ、と喜んでいたのですが、右chからハムが出ていることに気づきました.
開腹です.シンプルでしょ.
作りが独特で、最初はどうやってばらすのかわからなくて難儀しました.
パワートランジスタが底板にネジ止めされています.
んで、プリ部を観察したところ、変なことが.電解コンデンサC49の頭が膨らんでいます.
それだけならばまだしも、この35v 100μFのコンデンサ、極性が基板のプリントと反対に取付けられています.
もう片方のchの回路では、基板通りの向きに取り付けられており、そちらは膨らんでいません.
はてさて.
という訳で、物は試しと、まずは基板を信用して、極性をひっくり返して手持ちの50v 100μFのものと交換してみました.カバーをかけて先ほどからテスト中です.
コンデンサ交換のせいかどうかは今ひとつ分かりませんが、ハムは消えました.
この状態でしばらく試運転であります.
という訳で、物は試しと、まずは基板を信用して、極性をひっくり返して手持ちの50v 100μFのものと交換してみました.カバーをかけて先ほどからテスト中です.
コンデンサ交換のせいかどうかは今ひとつ分かりませんが、ハムは消えました.
この状態でしばらく試運転であります.